【球宴】オリ・舜平大「楽しかった」夢の直球勝負17球+カーブ1球 16球が150キロ台で2回無失点

2023年07月20日 19:04

野球

【球宴】オリ・舜平大「楽しかった」夢の直球勝負17球+カーブ1球 16球が150キロ台で2回無失点
オールスター第2戦<全セ・全パ>先発の山下 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2023第2戦   全パー全セ ( 2023年7月20日    マツダ )】 オリックス・山下舜平大投手(21)が20日、「マイナビオールスターゲーム2023」第2戦に先発し、2回無失点の快投を演じた。
 初回、全セの1番・関根を151キロ直球で中飛に打ち取り、2番・佐野は152キロで一ゴロ。3番・秋山を左飛と、全9球は全て150キロ超の直球で勝負し、あっけなく3者凡退にしとめた。

 2回には岡本和に左前打を許したが、3球とも150キロ超の直球。牧の初球だけ149キロ直球で、3球目にはカーブを1球投じ、最後は空振り三振。そして中田を151キロで三ゴロ併殺に打ち取って2回無失点に抑えた。

 全18球のうち、直球は17球。さらに16球が150キロ台という剛球での直球で重量級打線を抑えて、ファンを沸かせた。投球後には「とても楽しかったです。野球の楽しさを実感できる場だなと思いました」と表情を緩め、カーブについては「もっと投げたかったが、サインが出なかった」と笑った。

 シーズン中はほとんどが直球とカーブの2球種。分かっていても打てないと評判の直球を球宴でも披露して、野球少年少女に夢を与えた。

 パ・リーグ投手部門ではファン投票で2年連続1位だったロッテ・佐々木朗希を抑えて、選手間投票で選出。1軍は今季からという“駆け出し”ながらも、同じ選手も認める剛腕ぶりで、山下も「いけるところまでストレートでいきます。全球直球勝負するようなスタイルでいきたい」と宣言していたが、ほぼ有言実行の直球勝負で夢舞台を楽しんだ。

 今季は自身初の開幕投手から、成績を積み重ね、ここまで8勝2敗、防御率1.49。最多勝や最優秀防御率などでタイトル争いの期待も高まっている。

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