花巻東が8強進出 佐々木麟太郎は途中出場で勝ち越しのホーム踏む 延長11回、水沢商に逆転勝ち

2023年07月20日 12:45

野球

花巻東が8強進出 佐々木麟太郎は途中出場で勝ち越しのホーム踏む 延長11回、水沢商に逆転勝ち
<花巻東・水沢商業>延長11回、勝ち越しの生還を果たし迎えられる佐々木麟(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権 岩手大会・3回戦   花巻東5-2水沢商 ( 2023年7月20日    きたぎんボールパーク )】 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)岩手大会は20日、きたぎんボールパークなどで3回戦が行われ、花巻東が水沢商を延長11回の末に下して8強に進んだ。
 高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)の今秋ドラフト1位候補・佐々木麟はベンチスタート。大会前に痛めた背中の張りの影響とみられ、試合前のキャッチボールなどにも姿を見せなかった。

 盛岡市立との初戦では4打数1安打で今夏、初安打を記録していた佐々木。しかし試合後に佐々木洋監督が、大会2週間前に背中の違和感を覚えて練習試合も出ていなかったと明かし、「試合をしながら(調子を)上げてくれれば」と話していた。

 2回までに2点を先行される中、打線は水沢商のサイド右腕・菊地を攻めあぐねた。6回には無死一、二塁のチャンスを作ったが無得点。それでも7回に5番・北條が左中間2ランを放って同点に追いついた。投げては7回途中から救援登板した2年生右腕・小松が最速147キロを軸に無失点の好投で延長戦に持ち込んだ。

 無死一、二塁のタイブレークでスタートの延長10回、先頭の代打として佐々木が出場。空振り三振に倒れた。

 先発して一旦守備についていた熊谷が10回から再登板して無失点でしのいだ。すると、2-2の同点で迎えた11回は二塁走者に佐々木が立って攻撃が始まると、久慈の適時2点打で勝ち越しのホームを踏んだ。2番・小林も右前適時打と続いて3点を加点。リードを守り切って大接戦を制した。

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