旭川明成が初V王手 高校野球初エスコンF開催、1号は小笠原、敬遠直後「悔しい、やってやる」から一発

2023年07月23日 05:00

野球

旭川明成が初V王手 高校野球初エスコンF開催、1号は小笠原、敬遠直後「悔しい、やってやる」から一発
<旭川明成・士別翔雲>エスコンフィールド北海道で行われた北大会準決勝(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権北北海道大会準決勝   旭川明成9―2士別翔雲 ( 2023年7月22日    エスコンF )】 今春開場したエスコンフィールド北海道での初の高校野球公式戦で、旭川明成が初優勝に王手をかけた。
 1点リードの7回2死一、二塁で小笠原凜太郎(3年)が左翼ポール直撃の3ランで試合を決定づけた。公式戦3本目の本塁打は、同球場での高校生第1号。前の打席まで2三振と振るわず、前打者が敬遠された直後の一発に「悔しい、やってやる…いろんな気持ちの中で打った」と胸を張った。

 21日のミーティングでは18歳の誕生日を迎えた小笠原のために、仲間がハッピーバースデーを歌ってくれた。感謝のアーチを放ったヒーローは「また、みんなで戦える。勝利をつかんで甲子園に行きたい」と創部26年目の初優勝を見据えた。

 同球場では南北北海道大会の準決勝と決勝の計6試合が行われる。(石川 加奈子)

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