和歌山南陵が4強 絶好調男・上田、今夏3試合連発「積極的に行くことだけを考えて」

2023年07月23日 17:15

野球

 【第105回全国高校野球選手権和歌山大会 準々決勝 ( 2023年7月23日    紀三井寺 )】 和歌山南陵が9―2で近大新宮を下し、2年連続で4強入りを果たした。
 この夏、絶好調男がいる。「4番・左翼」で先発した上田航毅(3年)だ。7―2の8回1死で打席に立つと、真ん中直球を叩いて左翼席へ2点本塁打。これで今大会3試合連発となった。

 「打った瞬間でした。メンタル面というか、積極的に行くことだけを考えているのが結果につながっている」

 通算本塁打は13本。だが、このうち10本は春以降に放ったもの。右の大砲の目覚ましい成長に岡田浩輝監督は「投手もやっていて走り込みも十分。冬に一度体重を95キログラムまで増やしてから、筋肉をつけて90キログラムまで落としてきている。期待どおりですよ」と驚かなかった。

 覚醒の夏を過ごすスラッガーは「勝つことだけを考えて。必要な場面では長打も狙いたい」とチームを甲子園に導く準備は万端だ。

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