仙台育英が2年連続30度目の甲子園切符 須江監督「甲子園は遠いなと。宮城、東北の皆さんと楽しみたい」

2023年07月23日 16:10

野球

仙台育英が2年連続30度目の甲子園切符 須江監督「甲子園は遠いなと。宮城、東北の皆さんと楽しみたい」
<宮城大会決勝 仙台城南・仙台育英>仙台城南を破り歓喜の輪を作る仙台育英ナイン(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権 宮城大会・決勝   仙台育英18-0仙台城南 ( 2023年7月23日    楽天モバイルパーク宮城 )】 投打共に圧倒した仙台育英が快勝で2年連続30度目の甲子園出場を決めた。勝利が決まるとマウンド上で人差し指を突き上げながら喜び合い、夏の甲子園連覇へ向けまずはスタートラインに立った。
 試合後のインタビューで須江航監督は「優勝旗を全員で本当に返しに行けるのかどうかってずっと思ったままで。甲子園は遠いなと思ってやってました」と喜びを表現。「一戦必勝で一つ一つの試合を丁寧に戦いたい。2年連続で優勝なんて夢みたいなことですから、今年がどんな終わり方をするのか。宮城の皆さん、東北の皆さんと一緒に楽しめたらなと思います」と甲子園での戦いを見据えた。

 仙台育英は4回1死満塁から尾形樹人捕手(3年)の右中間を破る3点三塁打で先制すると、住石孝雄内野手(3年)も適時三塁打を放ちこの回4点を先取。5回にも尾形の適時打などで一挙5得点。中盤から打線が爆発し大量18点を奪った。

 自慢の投手陣も実力を発揮。今夏初先発となった最速151キロ右腕のエース高橋煌稀投手(3年)は3回まで無安打に抑えるなど、4回1安打無失点と好投。5回からは最速151キロ左腕・仁田陽翔投手(3年)、8回は最速145キロ左腕・田中優飛投手(3年)、9回は最速153キロ右腕・湯田統真投手(3年)がそれぞれ無失点に抑えて完封リレーした。

 仙台城南はノーシードから勝ち上がり、春夏通じて初の甲子園を目指したがかなわなかった。(村井 樹)

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