慶応、決戦の地・大阪へ出発 清原次男は「夏の甲子園はすごいいい場所」父の言葉を胸に決意新た

2023年08月02日 15:08

野球

慶応、決戦の地・大阪へ出発 清原次男は「夏の甲子園はすごいいい場所」父の言葉を胸に決意新た
<慶応高校壮行会>甲子園出発の壮行会でポーズを決める清原(中央)ら慶応ナイン(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権(6日開幕)に出場する神奈川・慶応が2日、大阪入りに先立ち、新横浜駅で壮行会を行った。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)も完全燃焼を誓った。
 「いよいよ来たな!との思いがより強まりました。本当に楽しみ」。清原が興奮を抑えるように切り出した。偉大な父の言葉が脳裏をよぎる。「夏の甲子園は本当にすごい場所。精いっぱい頑張ってこい」。1985年夏、PL学園の4番として5本塁打を放ち、全国制覇した父と同じ聖地を踏みしめる喜びを改めてかみしめた。

 選抜は「5番・三塁」で出場も、今夏は背番号15とありベンチスタートが濃厚。ただ「甲子園に戻れる自分らは幸せ者。最高の笑顔で駆け回り、日本一を獲りたい」と大村昊澄(そらと)主将(3年)のあいさつに、フォア・ザ・チームの決意を新たにした。「まずチームの勝利に貢献する。それが打席に立つことかベンチで応援することか分からないけど、集中してやりたい」と力を込めた。森林貴彦監督(50)は「ありがとう、チャレンジ、いい顔を大事にして戦ってきたいです」とあいさつ。ナインは拍手に送り出され、新幹線に乗り込んだ。

 なお出場49校による組み合わせ抽選会はあす3日午後、大阪市内で行われる。

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