巨人・坂本勇人「久々に気持ち良かった」「なんとか取り返せるように頑張ります」 395日ぶり2連発

2023年08月02日 22:23

野球

巨人・坂本勇人「久々に気持ち良かった」「なんとか取り返せるように頑張ります」 395日ぶり2連発
<巨・ヤ>ヒーローインタビューで喜び合う岡本和(左)と坂本 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人9―2ヤクルト ( 2023年8月2日    東京D )】 巨人の坂本勇人内野手(34)がヤクルト戦(東京D)で2打席連発の11号ソロ&12号2ランを含む3安打3打点と活躍。23号2ラン&24号ソロを放った主砲・岡本和真内野手(27)と2人そろっては初となるアベックマルチ本塁打をやってのけ、チームを勝利へと導いた。
 「2番・遊撃」に入り、35日ぶりの復帰戦から5試合連続で先発出場。0―2で迎えた初回、まずは相手先発左腕・高橋の初球、外角寄りのチェンジアップを左中間スタンドへ放り込み、復帰後初アーチとなる11号ソロとした。

 すると、4―2で迎えた2回の第2打席では高橋がカウント1―1から投じた3球目、今度は低めへの148キロを捉えて左翼スタンドへ運んだ。6回、2死一塁で入った第4打席では相手2番手右腕・尾仲が1ボールから投じたスライダーを中前に運んで猛打賞達成となった。

 坂本の2打席連発は昨年7月3日の広島戦(マツダ)以来395日ぶり。猛打賞は通算182度目で、186度記録している長嶋茂雄(巨人)のNPB歴代3位記録まで「あと4」と迫った。また、この日の3安打を加え、坂本はこれで通算2274安打。高木守道(中日)の持つNPB歴代16位記録に並んだ。

 試合後、お立ち台に上がった坂本は「グリフィンも初回、点取られましたけど、頑張ってくれてたんで。なんとか…はい。援護点できて良かったです」とまずは爽やかに第一声。

 反撃ののろしを上げる初回の1本目について「チェンジアップだったんですけど、いい形で、いい角度で打球が飛んでくれたので久々に気持ち良かったです」と振り返り、2打席連発については「ホームラン狙ってるわけじゃないんですけど、2本目も真っすぐをいい形で捉えられたので。継続しないと意味ないと思うんで。1カ月、ケガでいなかったですし、なんとか取り返せるように頑張ります」と口にした。

 復帰してから全5試合で安打を放ち、負傷離脱前の6月13日西武戦(東京D)から出場12試合連続安打となった。インタビュアーからの「打ちまくってますね」の問いかけには「まぁ、あの…。まだ5試合なんで」と苦笑いしつつも「もっともっと継続してね。シーズン終わるまでいい形でバッティングできるように頑張ります」と坂本。「あすもなんとか勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とカード勝ち越しを見据えていた。

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