慶応V戦士が会見 八木は“美白王子”丸田の先頭打者弾に「マジか!と思ってビックリ」

2023年08月25日 15:33

野球

慶応V戦士が会見 八木は“美白王子”丸田の先頭打者弾に「マジか!と思ってビックリ」
慶応・八木 Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権で1916年以来107年ぶりの日本一に輝いた慶応(神奈川)は25日、神奈川・日吉の同校グラウンドで選手らが取材に応じた。
 歓喜から2日。自由な髪形や選手自身が考えてプレーする「エンジョイベースボール」で頂点に駆け上がった慶応ナインが、仙台育英との決勝戦を含む激闘の19日間を振り返った。

 “美白王子”丸田湊斗(3年)との1、2番コンビで活躍し、甲子園では打率4割と大当たりだった八木陽(3年)は、丸田の活躍が刺激になったという。「甲子園も最初の2戦はまったくヒットが出なくて、丸田に助けてもらってばかりだったので、準々決勝から自分も頑張ってやろうと」。また「コンビとよく言われるんですけど、自分は丸田がいてくれたからこそで、丸田に頼ってばかりだった。丸田が塁に出ることで自分が生きてきたり、自分が楽に打席に立てるという状況をつくってくれたので感謝しています」と感謝を口にしていた。

 丸田とは狙い球をめぐって、常に話し合ってきたという。「第1打席初回に点を取る目標でやっていたので、お互い何を狙っているか話をして、丸田が狙った球をしっかり打ってくれたら、自分は次の球を狙うとか、そういう話を丸田とは常にしていました」。丸田が決勝の仙台育英戦で放った先頭打者本塁打には、「マジか!と思ってビックリしていました」といい、「日本代表に選ばれたと思うんですけど、すごいバッターだなと近くで見て感動しました」と驚いていた。

 チームは前日に凱旋。新大阪からの新幹線は、決勝を戦った仙台育英と同便。新横浜到着後、ナインは後ろの車両に乗っていた仙台育英の選手に手を振って見送った。解散式を行った駅構内では常に警察官が近くを歩く警戒態勢の中で移動。優勝報告会は9月2日に慶大日吉キャンパス内の同校で実施予定となっている。

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