慶応V戦士・加藤右悟が新主将として決意表明「日本一獲っちゃいましょう」新チームでは捕手再挑戦へ

2023年08月25日 16:34

野球

慶応V戦士・加藤右悟が新主将として決意表明「日本一獲っちゃいましょう」新チームでは捕手再挑戦へ
決勝戦で6回に中堅フェンス直撃の二塁打を放つ慶応・加藤 Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権で1916年以来107年ぶりの日本一に輝いた慶応(神奈川)は25日、神奈川・日吉の同校グラウンドで選手20人が取材対応。新チームの主将に決まった加藤右悟(2年)が意気込みを語った。
 主将は現2年生、3年生の投票によって決まったといい「3年生に“今までありがとうございました”って言わせてもらって、“大村さんのようになれないかもしれないですけど、僕は僕らしく頑張るんで日本一獲っちゃいましょう”って」と決意表明。「ちょっと言いづらいことも発言する姿とか見て学んで(主将を務めた)大村さんみたく自分はなれないですけど、僕らしく頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 その大村とは交換ノートで2年生と主将の思いを共有し合っていたとし「大会1カ月前ぐらいにチームの雰囲気があまりよくなくて、そのちょっと前ぐらいに部室も汚くて“普段の生活が日本一目指せてないよね”って、コーチの方に怒られて、そこからチームも頑張ろうって時に大村さんと始めました」ときっかけを紹介。「2年生はどういう感じで、大村さんはキャプテンでこう思ってて」というやり取りをノートを通じて思いを共有し合ったそうで「青春ですね」と照れくさそうに笑った。

 甲子園では主軸、右翼手として活躍も新チームでは1年時にプレーしていた捕手に再挑戦するといい「キャッチングとかストッピングとか配球とか、野球を分からない人が見ても分からない細かい場所にこだわれる選手になりたい」と意欲。エース・小宅雅己とバッテリーを組むことに「(正捕手だった渡辺)憩さんの相当いいキャッチングで気持ちよくなったと思うので、自分のキャッチングは不安と思うので気持ちよく投げられるように」と主将、捕手としてチームをまとめ、連覇を目指すことを誓った。

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