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大リーグ公式サイトが残り4球団のパワーランキング発表、世界一に最も近いと予測されるのは?

2023年10月14日 18:43

野球

大リーグ公式サイトが残り4球団のパワーランキング発表、世界一に最も近いと予測されるのは?
フィリーズのハーパー(AP) Photo By AP
 大リーグ公式サイトがチャンピオンシップシリーズを前に、残った4球団を対象にしたパワーランキングを発表。この4球団はポストシーズン開始前の12球団のランキングでは5位、6位、8位、11位と順位が低かったのに、そこからの勝ち上がり。23年のプレーオフはまさに下克上の展開だ。
 1位はフィリーズでポストシーズン開始前は5位。地区シリーズで優勝候補筆頭と見られていたブレーブスに圧勝した。打線はブライス・ハーパーを軸にパワーヒッターがずらりと並び、投手陣は90マイル代後半の速い球を投げ三振の山を築くパワーピッチャーが次々に出てくる。シチズンズバンクパークの熱狂的な応援もパワフルだ。

 2位はアストロズで、前年度チャンピオン+ア・リーグの第2シードだったが、公式戦終盤にもたついたため、事前のパワーランキングは6位と低評価だった。だがポストシーズンになるとヨルダン・アルバレスが4試合で打率・438、4本塁打、6打点の大暴れ。OPS(出塁率+長打率)は1・784で打線を牽引、7年連続のア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。今年もワールドシリーズに勝てば、今世紀のMLBで初の連覇チームとなる。第1戦先発は経験豊富なジャスティン・バーランダーだ。

 3位は8位の評価だったレンジャーズ。公式戦中ア・リーグで最も強かった99勝のレイズ、101勝のオリオールズを連破して勝ち上がった。心強いのはケガで投げられなかった、マックス・シャーザーとジョン・グレイがこのシリーズから戻ってきたこと。先発投手の顔ぶれではアストロズにも負けない。打線もコーリー・シーガーと新人のエバン・カーターがポストシーズン打率・429と打ちまくってる。ただし公式戦では、アストロズに4勝9敗と劣勢だった。

 4位は11位と下から2番目の評価だったダイヤモンドバックス。9月14日の時点ではメッツに元気なくスィープされ、ポストシーズン進出は難しいだろうと見られていた。ワイルドカードの3つ目の枠に辛うじて引っかかってはいたものの、そこからカブス、ジャイアンツ、ヤンキースとの8連戦を控えていて、勝ち残るのは難しいと予測されていたからだ。しかしそこから5連勝し、息を吹き返した。そしてポストシーズンに進むと、ブルワーズとドジャーズ相手に負けなしの5連勝。1年前のフィリーズのようなサプライズチームになっている。ちなみにナ・リーグ優勝決定シリーズで当たるフィリーズとは、公式戦では3勝4敗だった。

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