DeNAは広島に延長サヨナラ負け 東好投、宮崎先制2ランも空砲 最後はウェンデルケンが打たれる

2023年10月14日 16:52

野球

DeNAは広島に延長サヨナラ負け 東好投、宮崎先制2ランも空砲 最後はウェンデルケンが打たれる
<広・D>延長11回、サヨナラ負けを喫したウェンデルケン(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セCSファーストステージ第1戦   DeNA2―3広島 ( 2023年10月14日    マツダ )】 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は14日、3試合制のファーストステージ第1戦がマツダで行われ、レギュラーシーズン3位のDeNAは同2位の広島に2点先取しながら延長戦の末に2―3でサヨナラ負けを喫して対戦成績を0勝1敗とした。
 15日の第2戦で連敗、もしくは引き分けでも今季リーグ覇者の阪神が待ち受けるファイナルステージ(18日開幕、6試合制)への進出が消滅する。

 2―2で迎えた延長11回、この回から登板した4番手右腕・ウェンデルケンが先頭の4番・堂林に左中間二塁打され、小園を2ボールから敬遠して無死一、二塁。代打・田中の送りバント失敗などで2死一、三塁となってから秋山に中越えにサヨナラ打された。

 DeNAはレギュラーシーズン16勝で最多勝のタイトルを獲得し、防御率1.98の東が先発マウンドに上がり、広島も11勝して防御率2.19の床田が先発。中盤まで今季好成績を残した左腕同士の投手戦が続いた。

 0―0のまま迎えた6回、セ・リーグ首位打者のタイトルを6年ぶりに獲得した宮崎が左中間スタンドへ2ランを放ち、待望の先制。東はその裏、西川の犠飛で1点差とされた。

 そして、2―1で迎えた8回だった。東は先頭のデビッドソンに左翼ポール際へ大きなファウルを打たれたあとで四球を与え、代走の羽月が犠打で二塁へ進んだあと、意表を突かれる形で三盗を許してから菊池のスクイズで2―2と追いつかれた。

 9回の攻撃で1死二塁、2死三塁と勝ち越しのチャンスをつかんだDeNAだったが、無得点。その裏、2番手右腕・上茶谷が先頭・西川に右前打され、犠打と敬遠で1死一、二塁のピンチを招いたが、代打・松山と坂倉を打ち取って延長戦に突入していた。

 ベンチの中には9月30日のヤクルト戦(神宮)で右有鉤(ゆうこう)骨を骨折して戦列を離れた佐野主将のユニホームも飾られていたが、チーム一丸で2017年以来6年ぶりのファイナルステージ進出に向け巻き返しを図る。

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