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DeNA三浦監督「ケアしてあげられなかった自分の責任」 ノーケアで三盗&スクイズの同点悔やむ

2023年10月14日 17:46

野球

DeNA三浦監督「ケアしてあげられなかった自分の責任」 ノーケアで三盗&スクイズの同点悔やむ
<広・D>延長11回、選手交代を告げベンチへ戻る三浦監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セCSファーストステージ第1戦   DeNA2―3広島 ( 2023年10月14日    マツダ )】 DeNAは延長戦の末に2―3でサヨナラ負けを喫した。15日の第2戦で連敗、もしくは引き分けでも今季リーグ覇者の阪神が待ち受けるファイナルステージ(18日開幕、6試合制)への進出が消滅する。
 2―2で迎えた延長11回、この回から登板した4番手右腕・ウェンデルケンが先頭の4番・堂林に左中間二塁打され、小園を2ボールから敬遠して無死一、二塁。代打・田中の送りバント失敗などで2死一、三塁となってから秋山に中越えへサヨナラ打された。

 試合後、三浦大輔監督(49)は「選手たちは最後まで必死に戦ってくれたと思う」とし、8回5安打2失点と好投した先発左腕・東については「しっかりと立ち上がりからストライク先行で投げてくれた」と奮闘を称えた。

 悔やんだのは、8回に追いつかれた場面。2―1で迎えたこの回、東は先頭のデビッドソンに左翼ポール際へ大きなファウルを打たれたあとで四球を与えた。

 代走の羽月が犠打で二塁へ進んだあと、意表を突かれる形で三盗を許してから菊池のスクイズで2―2と追いつかれた。三盗もスクイズもグラウンドにいる選手たちはノーケア。「もっとケアしてあげられなかった自分の責任だと思います」と指揮官はその責任を一人で背負いこんだ。

 9安打の相手を上回る12安打を放ちながら、得点は宮崎が6回に放った先制2ランの一発だけ。「先制できたけど、その後というところで。つなげられなかった。選手は必死に食らいついてくれた」。3回には先頭・林が左前打で出塁するも続く桑原の初球にバスターエンドラン失敗。その後、林が打者・大田の初球に二盗失敗して無死一塁が2死走者なしと変わってから大田が左前打を放つなど、ちぐはぐな攻撃も響いた。

 秋山に打たれたサヨナラ打は前進守備だった中堅・蝦名の頭上を越える単打だったが「そこはチームのことなんで。そのシチュエーションをつくらせてしまったということなんで」と三浦監督。

 15日の第2戦は引き分けでも敗退が決まるが「もう勝つしかないので。集中できるように持っていきます」とし、先発マウンドに上がる今永について聞かれると「今永だけじゃなく、勝つしかないので。全員で戦う」とキッパリ。マシンガン継投のようなこともあるのか問われると「もう全員でね。今日も準備はしてくれていた」と話していた。

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