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ロッテ、朗希完全投球で下克上へ好発進 パCSファーストS先勝なら突破率83%

2023年10月14日 21:02

野球

ロッテ、朗希完全投球で下克上へ好発進 パCSファーストS先勝なら突破率83%
<ロ・ソ>6回、2点適時打を放った藤原を出迎える佐々木朗(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【パCSファーストステージ第1戦   ロッテ8-2ソフトバンク ( 2023年10月14日    ZOZOマリン )】 クライマックスシリーズ(CS)ファーストシリーズ(S)が14日に開幕。本拠にソフトバンクを迎えたロッテは先発・佐々木朗の3回完全となる快投で先勝した。
 9月17日以来、27日ぶり復帰登板となる佐々木朗は第1球目に161キロを投じるなど、いきなりアクセル全開。3番・柳田に4球連続フォークを投じて空振り三振を奪うと雄たけびを上げた。

 その裏、1番・荻野のCS史上最年長先頭打者弾で先制すると、4番・ポランコにもソロ本塁打が飛び出した。

 2点の援護を受けた令和の怪物は、近藤、今宮、柳町からも三振を奪い、3回41球を投げ4奪三振で最速162キロ。一人の走者も許さずお役御免となり、ベンチで吉井監督と握手を交わした。

 3回に相手の失策が絡んで2点を追加したロッテは、6回に柳田の2ランで2点差に迫られるも、その裏に安田の適時二塁打と藤原の2点打で3点を追加。流れが傾くことを許さなかった。安田は8回にはダメ押しとなる右前適時打を放った。

 佐々木朗の後は中村稔、坂本、西村、沢田とつなぎ、9回は沢村が締めた。5投手の継投でソフトバンクに付け入る隙を与えず。パでは勝てば過去18度のうち15度、突破率83%となるファーストSの初戦をものにし、下克上日本一へ好発進した。

 試合後、吉井監督は佐々木朗について「ショートスターターでしっかりとゲームを立ち上げてくれた。まだ本調子ではないと思うけど、今の状態で一番最高のボールを投げてくれた」とねぎらった。

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