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筑波大の「国の宝」がV狙う 最速155キロの2年生右腕・国本航河が好救援

2023年10月14日 15:47

野球

筑波大の「国の宝」がV狙う 最速155キロの2年生右腕・国本航河が好救援
好救援で勝利に導いた国本(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【首都大学野球秋季リーグ戦    筑波大 4―3 桜美林大 ( 2023年10月14日    バッティングパレス相石スタジアムひらつか )】 勝ち点3で日体大と首位で並ぶ筑波大は最終週第1日の桜美林大戦に4―3で勝利した。6回途中から救援した最速155キロ右腕・国本航河投手(2年)は3回2/3を2安打無失点。最速150キロをマークした直球を軸に1点リードを守り切った。
 先輩たちは無限の可能性を秘める2年生右腕を「国の宝」と呼ぶ。優勝戦線に留まるためには負けられない一戦。期待に応えた逸材は「抑えられてよかった。真っすぐにスピードはそこまで出ていなかったけど、内、外に投げ分けられてよかった」と謙虚に語った。

 名古屋(愛知)時代は最速144キロ。川村卓監督は国本の筑波大入部当初を「投げられるだけにちょっと体がすぐに痛んでしまうところがあった。本当に1年間はリハビリといったら大げさですけど、ケガをしないための体づくりのみをやってきました」と振り返った。

 ウエートトレーニングや基礎体力を向上されるトレーニング、肩周辺のインナーマッスルを高めるトレーニングに励んだ結果、2年生にして最速は155キロに到達。筑波大に欠かせない存在となった。(柳内 遼平)

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