大谷 エンゼルスのQO拒否 争奪戦報道過熱 レンジャーズ獲得本腰?ブレーブス地元は「衝撃」

2023年11月16日 02:30

野球

大谷 エンゼルスのQO拒否 争奪戦報道過熱 レンジャーズ獲得本腰?ブレーブス地元は「衝撃」
大谷翔平 Photo By スポニチ
 大リーグは14日(日本時間15日)、FA選手と今季所属球団が規定額で1年契約を結べる「クオリファイング・オファー(QO)」の回答期限を迎え、エンゼルスからFAの大谷を含め、提示された7選手は全て拒否した。
 QOはFA選手に旧所属球団が1年契約を提示する制度。大谷の今季年俸は3000万ドル(約45億3000万円)のため、今季の規定額2032万5000ドル(約30億6900万円)の拒否は既定路線だった。一定の節目を終え、他球団との交渉がさらに活発化するため、米メディアの移籍報道もヒートアップした。

 スポーツサイト「ジ・アスレチック」の名物記者ケン・ローゼンタール氏が出演番組内で、今季ワールドシリーズ制覇のレンジャーズが本腰を入れていると報道。急浮上したブレーブスの地元メディアは「全ての人々に衝撃を与えた」と驚きをもって報じ「ブ軍のユニホームを着た翔平を夢見るのは楽しい」とした。

 この日、テキサス州で初日を迎えたオーナー会議ではダイヤモンドバックスのデリック・ホールCEO(最高経営責任者)が「翔平は歴史上最高級の選手」と称えた。(アーリントン・杉浦大介通信員)

 ▽クオリファイング・オファー(QO) 戦力均衡を目的に12年に導入された、その年の年俸上位125選手の平均額を規定額とし、FA選手の旧所属球団が1年契約を提示する制度。今季規定額は2032万5000ドル(約30億6900万円)。大型契約が見込める大物選手は拒否が通例。選手が拒否して別の球団と契約すると、旧所属球団は補償としてドラフト指名権を得る。

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