赤星優志 G本拠・東京ドームで侍J初登板初先発 5回途中無失点好投も味方打線が5回まで完全許す

2023年11月16日 20:31

野球

赤星優志 G本拠・東京ドームで侍J初登板初先発 5回途中無失点好投も味方打線が5回まで完全許す
<アジアプロ野球チャンピオンシップ<台湾・日本>日本先発・赤星(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第1戦   日本―台湾 ( 2023年11月16日    東京D )】 巨人の2年目右腕・赤星優志投手(24)が井端弘和監督(48)の初陣となった台湾戦で侍ジャパン初登板初先発。5回途中3安打無失点と好投した。
 日大三(東京)出身の坂倉(広島)とバッテリーを組み、巨人の本拠でもある東京ドームの先発マウンドに上がった日大鶴ケ丘(東京)―日大出身の赤星。

 初回を3者凡退で立ち上がると、2回は先頭をフォークボールで空振り三振に仕留めた1死から両軍通じて初安打を左前に許すも、二塁を踏ませず無失点で切り抜けた。

 3回も先頭をフォークボールで3球三振に斬って取ると、2死後にはマウンドを後ずさりして投ゴロを処理して3者凡退。序盤の3回を35球で投げ終えた。

 だが、味方打線が4回まで一人の走者も出せず。0―0のまま迎えた4回はファウルで粘られる打席が多くなり、1死から中前打されると2死後にこの試合初めての四球を与えて2死一、二塁と初めてピンチを招いた。

 だが、ここで吉見投手コーチがマウンドに来てひと呼吸。続く打者を二ゴロに打ち取って得点は許さなかった。それでも、この回だけで30球。4回を終えて球数は65球となった。

 5回は1死から遊撃・小園のグラブをはじく内野安打で走者を塁に出し、エンドランがかかって2死二塁となったところで井端監督がベンチを出て投手交代。ここで登板した2番手左腕・及川(阪神)が空振り三振に仕留めた。

 赤星はプロ2年目の今季、巨人で開幕ローテーション入りをつかむも0勝4敗、防御率6.14の成績で5月24日に今季2度目の登録抹消。だが、3カ月ぶりの1軍登板となった8月24日のヤクルト戦(東京D)から後半戦に限ると6試合に登板して5勝1敗、合計39回2/3を投げて6失点と安定した数字を残し、ローテの一角として大きな存在に成長していた。

 赤星の投球内容は4回2/3で打者18人に対して72球を投げ、3安打無失点。3三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は147キロだった。

 ▼赤星 相手投手も0点で抑えていたので、自分も点を取られないように心掛けました。最後はバテてしまいましたが、及川選手にも助けてもらい0点に抑えることができました。このあとは全力で応援したいと思います。

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