【アレのアレをありがとう】読売テレビ・諸國沙代子アナ 宝物の“スポーツ紙コレクション”来季も!

2023年11月16日 05:15

野球

【アレのアレをありがとう】読売テレビ・諸國沙代子アナ 宝物の“スポーツ紙コレクション”来季も!
甲子園をバックに笑顔の諸國沙代子アナ Photo By スポニチ
 1985年以来、38年ぶりの日本一に輝いた岡田阪神。スポニチでは「アレのアレをありがとう」と題して、猛虎にゆかりのある人物、団体などから届いた歓喜の声を随時紹介する。第3回はリーグ優勝決定時に記者席で号泣するほどの熱烈な虎党で知られる読売テレビの諸國沙代子アナウンサー(31)。
 9月14日に成し遂げた18年ぶりのリーグ優勝時、記者席で号泣していた諸國沙代子アナは、38年ぶりに日本一を達成した「アレのアレ」の瞬間を実は見逃していた。

 「先輩の業務のサポートで、センターのカメラ席にいたんです」

 京セラドームの外野席の構造上、フェンス際の打球が見えない位置がある。ちょうど、その角度に陣取っており「ノイジー選手がウイニングボールを捕球した瞬間が見えなくて。ベンチから選手が飛び出して“勝ったんだ”と分かりました」。諸國アナが心から待ちわびた「最後のアウト」は、間接的に知った。だが、これも現場で職務を遂行していたからこそ。レアすぎる日本一の迎え方を「幸せです」と笑った。

 諸國アナは毎年、手帳を新調すると、まずリーグ優勝の「Xデー」を書き込むのがルーティンだ。「シーズンの日程を見ながら“このあたりかな”とか。でも毎年空振りで…」。その夢がようやくかなった今季、今度は「アレのアレ」の「Xデー」がいつか、手帳とにらめっこした。でも実感が湧かない。「日本シリーズなんて初めてで、どんなモノかもわからない」。もはや未知との遭遇だった。

 だから、3勝3敗で迎えた第7戦はもう祈ることしかできなかった。普段から親交の深い青柳が先発。初回のピンチを抑えた時の青柳の柔和な表情、そして4回に出たノイジーの決勝3ランで「いける!」と確信した。後は“仲間”の躍動を信じるだけだった。

 「今年だけじゃない。85年の日本一以降、阪神に関わったすべての方々に“ありがとう”と伝えたいです」

 深夜の日本一取材を終え、一度帰宅してから、諸國アナはコンビニへ向かった。岡田阪神、38年ぶりの美酒を詳報するスポーツ各紙を購入するためだ。「03、05年の優勝の新聞も保管しています。凄く記念になります!」。チームには20代の選手が多く、黄金時代の到来を予感させる。宝物の“スポーツ紙コレクション”は、来季以降も増えていきそうだ。(八木 勇磨)

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