井端監督 侍J初陣勝利で選手に感謝 V弾放った森下には「彼にはそういう力があるのかな」

2023年11月16日 22:48

野球

井端監督 侍J初陣勝利で選手に感謝 V弾放った森下には「彼にはそういう力があるのかな」
<台湾・日本>試合に勝利しナインをハイタッチで迎える井端監督 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第1戦   日本4―0台湾 ( 2023年11月16日    東京D )】 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」が16日、東京ドームで開幕。23人が初代表というフレッシュな顔触れで台湾との初戦に臨んだ新生「侍ジャパン」は4―0で勝利を収めて井端弘和監督(48)の初陣を飾り、2017年の第1回大会に続く連覇へ白星スタートを切った。
 7回に森下翔太外野手(23=阪神)のソロ本塁打で先制すると、9回には一挙3得点。6回1死まで無安打だった打線が、終わってみれば2桁の10安打を放った。投手陣は先発右腕・赤星降板後も及川(阪神)、根本(日本ハム)、桐敷(阪神)、田口(ヤクルト)と左腕リレーで最後まで無失点だった。

 試合後、勝利監督インタビューに臨んだ井端監督はインタビュアーの祝福の声に「ありがとうございます」と言ってから帽子をぬぎ、スタンドに向かって丁寧におじぎした。

 改めて初陣勝利の感想を聞かれると「とりあえずホッとしてますけど。5回までね、ヒットも出ず、得点シーンもなかったのでね。このまま粘っていけばなんとかなるんじゃないかと思ってましたけど、選手がよくやってくれました」と侍戦士たちに感謝した。

 6回1死まで完全投球を許した。「台湾の先発ピッチャーがもの凄いボールを投げてましたんでね。捉えてもなかなかヒットにならなかったというところではね、終盤勝負というところでワンチャンスをものにしたかなと思います」と振り返った指揮官。

 7回に飛び出した森下の先制ソロについては「いやー、素晴らしかったですね。宮崎の合宿の時もね、重い空気をひと振りで変えてくれましたし。彼にはそういう力があるのかなと思ってますんでね。次の試合も期待をしています」と目尻を下げた。

 1―0で迎えた9回に打者9人で3連打を含む5安打を集中して3点をもぎ取った打線のつながりに関しては「宮崎の時もね、森下選手のあとに打線がつながりましたんで。その通りになったっていうところではね、最終回の攻撃、あす以降につながってくるんじゃないかなと思いますんで、あしたは初回からいきたいなと思います」と17日の韓国戦に気合を入れ直していた。

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