【センバツ】創志学園“名将”門馬監督が新天地1勝、投打かみ合わせて快勝「格別にうれしい」

2024年03月20日 10:46

野球

【センバツ】創志学園“名将”門馬監督が新天地1勝、投打かみ合わせて快勝「格別にうれしい」
<別海・創志学園>初回、先発の山口(左)と言葉をかわす創志学園・門馬監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第3日第1試合 1回戦   創志学園7―0別海 ( 2024年3月20日    甲子園 )】 7年ぶり4回目出場の創志学園(岡山)は初戦で、21世紀枠で初出場の別海(北海道)と対戦し、7―0で勝利し、16年以来8年ぶりの初戦突破を果たした。
 先発したエース左腕・山口瑛太(3年)は130キロ台の直球と鋭いスライダーを武器に別海打線を翻ろう。昨秋は5試合に登板し防御率0・77で、甲子園でもその安定感を発揮して、14三振を奪い、4安打で今大会完封一番乗りした。

 打っては、4回に相手失策を足掛かりに1死三塁とし、秦知也(3年)の中犠飛で先制。4回に相手失策を足掛かりに1死三塁とし、秦知也(3年)の中犠飛で先制。5回にも相手失策に乗じて3点を追加。終盤にも加点してリードを広げた。

 チームを率いる門馬敬治監督は前任の東海大相模(神奈川)時代に春3回、夏1回の全国制覇を成し遂げた名将で、新天地1勝となり、「格別にうれしいです。私の緊張が選手に伝わったのかも知れませんが、選手は全く最初は動かなかった。徐々に徐々にということですが、このユニホームで初めての甲子園ですから、いろんな思いがありました」と話した。山口の投球については「攻めていける投手。まだまだ良くなる。きょうは直球の球速がなかったが、球速ではなく、制球力。そこをしっかりやってくれた」と評価した。

 昨夏は岡山大会初戦で敗退するなど苦難のスタートとなった。しかし、新チームは昨秋県大会優勝、中国大会で準優勝し、センバツ切符を手にし、好打をかみ合わせて初戦を突破した。

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