【センバツ】中央学院・相馬監督 悲願甲子園初勝利に「感慨深かった」 初出場から6年越し

2024年03月20日 16:29

野球

【センバツ】中央学院・相馬監督 悲願甲子園初勝利に「感慨深かった」 初出場から6年越し
<中央学院・耐久> 初戦を突破して応援団のもとへ向かう中央学院ナイン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第3日第3試合 1回戦   中央学院7-1耐久 ( 2024年3月20日    甲子園 )】 6年ぶり2度目の出場・中央学院(千葉)が耐久(和歌山)を7-1で下し、春夏通じて初の甲子園1勝を挙げた。
 中央学院は初回、2死一、三塁から最速148キロを誇るプロ注目の二刀流遊撃手で5番に入った颯佐(さっさ)が外角球をバットの先でうまく拾い、三遊間を破る技ありの一打で先制点を挙げた。

 先発の臼井も走者を背負いながら最速142キロを軸に粘り強い投球。6回からは二刀流の颯佐が2番手で継投し、力投した。

 6回には1番・青木の左越え、3番・水嶋の右中間と2本の適時三塁打で3点を追加。7回にも内野安打とセーフティスクイズでリードを広げ、13安打の猛攻だった。

 甲子園初出場となった2018年には明徳義塾に逆転サヨナラ負け、同年夏は済美に4-5で惜敗。あと一歩で白星を逃していた。

 相馬監督は「感慨深かったですね。今まで励ましてくれた学校法人の皆様、仲間、我孫子市の皆さまに感謝したい」と感無量の様子。

 5回まで1-0の展開。「耐久高校さんは素晴らしい良いチーム。次の1点がどうしても欲しいと思っていた」と振り返り、「青木が今日のキーマンだと思っていた。良かった」と6回に貴重な適時打を放つなど3打点の1番・青木を称えた。

 継投については「難しかった。颯佐にいつスイッチするか。拮抗してましたので、リズムやタイミングが合い始めていたので判断して颯佐を出した」と振り返った。

 3打点を挙げた青木は「粘り強くやれてよかった。狙い球絞っていた。追加点が欲しい中だったのでよかった」と胸を張った。

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