【センバツ】耐久 エース冷水、右肘痛で甲子園の土持って帰れず「痛みは限界」 右肘に死球直撃も志願続投

2024年03月20日 19:41

野球

【センバツ】耐久 エース冷水、右肘痛で甲子園の土持って帰れず「痛みは限界」 右肘に死球直撃も志願続投
<中央学院・耐久>死球を受けた右肘を気にする耐久・冷水(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第3日第3試合 1回戦   耐久1ー7中央学院 ( 2024年3月20日    甲子園 )】 ◇第96回選抜高校野球大会第3日第3試合1回戦 耐久1―7中央学院(2024年3月20日 甲子園)
 春夏通じて甲子園初出場の耐久(和歌山)が中央学院(千葉)に1―7で敗れ、初出場初勝利とはならなかった。
 エース右腕の冷水孝輔(3年)は、125球を投じて7回13安打、7失点で降板した。
 7回2死一、二塁の打席では右肘に死球を受けた。激痛でその場に倒れ込んで臨時代走が送られるも、続投を志願。7回を投げ切ってから交代し、「(痛みは)限界だったけど、どうしても投げたかった。点は取られましたけど、現状の納得する球に近い投球はできたかなと思います。私立ではなくても甲子園で戦えるのだと自信になりました」と顔を上げた。
 ペリーが黒船で来航する1年前、幕末の嘉永5年(1852年)に創立された伝統校。聖地出場を待ち続けていたOBら約3000人の大応援団がバス57台で駆けつけ、一塁側アルプス席を埋めた。
 試合後、冷水は右肘の痛みで甲子園の土を持ち帰ることができなかった。「もう一度甲子園に戻ってきて、最後までマウンドに立ち、100%の球を投げられるように頑張りたいです」と誓った。
 ▼耐久・井原監督 悔しいです。冷水は緊張があった中、粘り強く投げたが、寒さもあって本来のボールの良さが出なかった。本人も悔しいと思います。

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