【センバツ】創志学園・山口 14Kで今大会完封一番乗りに「アグレッシブに攻めの投球できた」

2024年03月20日 11:07

野球

【センバツ】創志学園・山口 14Kで今大会完封一番乗りに「アグレッシブに攻めの投球できた」
<別海・創志学園>創志学園の先発・山口(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第3日第1試合 1回戦   創志学園7―0別海 ( 2024年3月20日    甲子園 )】 7年ぶり4回目出場の創志学園(岡山)は初戦で、21世紀枠で初出場の別海(北海道)と対戦し、7―0で勝利し、16年以来8年ぶりの初戦突破を果たした。
 先発したエース左腕・山口瑛太(3年)は130キロ台の直球と鋭いスライダーを武器に別海打線を翻ろう。昨秋は5試合に登板し防御率0・77で、甲子園でもその安定感を発揮して、14三振を奪い、4安打完封し、「荒れた部分はありましたが、テンポ良く投げることができました。チームのスローガンの“アグレッシブ”を意識して常に攻め続けた結果、いい投球ができた。きょうは良かったのは、変化球のコントロール、テンポの良さ」と振り返り、14奪三振については「本当は三振を取れる投手ではないんですが、守備がしっかり守ってくれるので安心して投げることができました。中盤の制球力が次に向けての課題です」と話した。

 打っては、4回に相手失策を足掛かりに1死三塁とし、秦知也(3年)の中犠飛で先制。4回に相手失策を足掛かりに1死三塁とし、秦知也(3年)の中犠飛で先制。5回にも相手失策に乗じて3点を追加。終盤にも加点してリードを広げた。

 チームを率いる門馬敬治監督は前任の東海大相模(神奈川)時代に春3回、夏1回の全国制覇を成し遂げた名将で、新天地1勝となった。

 昨夏は岡山大会初戦で敗退するなど苦難のスタートとなった。しかし、新チームは昨秋県大会優勝、中国大会で準優勝し、センバツ切符を手にし、好打をかみ合わせて初戦を突破した。 7年ぶり4回目出場の創志学園(岡山)は初戦で、21世紀枠で初出場の別海(北海道)と対戦した。16年以来8年ぶりの初戦突破を果たした。

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