カブス・今永昇太 7回途中2失点で今季6勝目 5月1日メッツ戦以来、39日ぶりの白星に笑顔

2024年06月10日 05:30

野球

カブス・今永昇太 7回途中2失点で今季6勝目 5月1日メッツ戦以来、39日ぶりの白星に笑顔
カブス・今永(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス―レッズ ( 2024年6月9日    シンシナティ )】 カブスの今永昇太投手(30)が9日(日本時間10日)、敵地シンシナティで行われたレッズ戦に中4日で先発。6回2/3を投げ1本塁打こそ許したものの5安打2失点と踏ん張り、5月1日のメッツ戦以来、6試合39日ぶりとなる今季6勝目を挙げた。
 1、2回で計4点の援護をもらった今永は、最速92・2マイル(約148・3キロ)の速球とスプリットのコンビネーションにカーブを織り交ぜてレ軍打線をほんろうした。3回、先頭のマーリーに初球の90マイル(約144・8キロ)速球を左越えソロされたが、動揺することなく淡々とアウトの山を築いていった。

 7回に先頭から3連打を浴びるなどして1点を失い、7個目の三振を奪って2死三塁となったところで降板となった。今永は6回2/3で94球を投げ、5安打2失点、7奪三振、1四球で防御率は1・96となった。この日は今季3度目の中4日での先発だったが、5月1日のメッツ戦はあ7回3安打無失点で今季5勝目、5月18日のパイレーツ戦も勝敗はつかなかったものの7回4安打無失点と完璧な内容だった。そしてこの日も6回2/3で5安打2失点と上々の投球を披露。今のところ中4日がプラスに作用している。

 今永は開幕9試合目まで防御率0・84と快進撃を続けていた。だが、ここ2試合は7失点、5失点(自責1)と打ち込まれており、前回登板の際には「運の要素が非常に大きかった。これからは本物の実力が試される」と話していた。また、同じナ・リーグ中地区のレッズとの初対決には「たくさん点を取る力があるので、気をつけたい」と闘志を燃やしていたが、言葉通りわずか2失点で切り抜けた。

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