2年連続「開幕日ノーノー」誕生ならず 佛教大・田中航が8回、中京大・高木が6回まで快投も…

2024年06月10日 20:11

野球

2年連続「開幕日ノーノー」誕生ならず 佛教大・田中航が8回、中京大・高木が6回まで快投も…
<佛教大・四国学院大>力投する佛教大・田中航(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 第73回全日本大学野球選手権が10日に開幕し、神宮球場と東京ドームで1回戦7試合が行われた。
 開幕日から無安打無得点試合達成を予感させる好投が続いた。

 中京大の先発で最速151キロ右腕の高木快大(3年)は、6回無死一塁から左前打を許すまで打者19人連続無安打。今春リーグ戦では、名城大との開幕試合で1965年秋の愛知大・嵐和彦投以来となるリーグ59年ぶり3人目の完全試合を達成していただけに、「(無安打無得点試合は)頭をよぎりました。一本打たれて楽になりたいな…という思いと、ノーノーを達成できれば勝てるという両方の思いがありました」と振り返った。

 佛教大の田中航大(4年)は、6四死球を与えて制球を乱しながら、8回2死無走者での右前打まで無安打投球。「無安打は6回ぐらいまで全く気付いていなかった。勝つことだけを意識していました」と淡々と振り返った。

 昨年の開幕日は、天理大の真城翔大が東海大西南学院大との1回戦で大会史上8人目の無安打無得点試合を達成。2年連続となる開幕日の快挙達成とはならなかった。

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