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ヤクルト 台湾育ち“151キロ右腕”高橋翔聖が入団会見 「2桁勝てる投手に」

2024年06月10日 13:28

野球

ヤクルト 台湾育ち“151キロ右腕”高橋翔聖が入団会見 「2桁勝てる投手に」
ヤクルトの入団会見に臨んだ台湾育ちの高橋翔 Photo By スポニチ
 ヤクルトは10日、昨秋のドラフトで育成1位指名した台湾・鶯歌工商(イングコウショウ)の高橋翔聖投手(18)の入団会見を都内で行った。台湾の現役高校生が日本の球団からドラフト指名を獲得されるのは史上初。登録名は「翔聖」登録名は「翔聖」とし、ユニホームは「SHOSEI」と記す。
 台北市で育った最速151キロ右腕は、今月高校卒業を待って台北市内で球団と契約。昨日、母・可奈子さん(50)と8年ぶりに都内を訪れた。

 野球を始めたきっかけは2013年の第3回WBC。「台湾と日本代表の試合を家族全員でテレビ観戦して、凄く興味が沸きました」。順調に実力を伸ばし、今年2月、台湾で行われた「全国木製バット高校選手権」ではMVPに輝いた。

 1メートル88、81キロの長身ながら体力的に不安があるため、当面は戸田の2軍施設で練習に励む。将来的には「1年間ローテーションを守り、多くのイニングを投げてチームに貢献したい。早く支配下登録を勝ち取って2桁勝利ができる投手になりたい」。藤川球児(元阪神など)にあこがれる18歳は流ちょうな日本語で抱負を明かした。

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