巨人 2戦連続で相手先発投手にプロ初勝利献上…37年ぶり屈辱 4番・岡本和が3連戦10の0

2024年06月10日 05:30

野球

巨人 2戦連続で相手先発投手にプロ初勝利献上…37年ぶり屈辱 4番・岡本和が3連戦10の0
<巨・オ>初回、中飛に倒れた岡本和(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人1-4オリックス ( 2024年6月9日    東京D )】 巨人は今季3度目の同一カード3連敗で、3位に転落。6回に坂本の左犠飛で26イニングぶりに得点を挙げたが、3試合で計10安打1得点に終わった。
 前日の斎藤に続き、佐藤にもプロ初勝利を与えた。2戦続けて先発投手に初勝利を許すのは37年ぶりの屈辱。87年8月9日の中日戦で近藤真一にノーヒットノーラン、休養日を挟み同11日阪神戦は猪俣隆。当時のように、この日も左腕に苦しんだ。

 4番・岡本和が3連戦で10打数無安打。一方、相手4番・西川には3試合とも初回に適時打を浴びた。阿部監督は「4番が打てば勝つ。これが野球だと思うし。ちょっと迷いとかもあるのかなと思いながら見てるんだけど、なんとか割り切ってやってほしい」と奮起に期待。岡本和は「切り替えて、来週は打てるように頑張ります」と話した。

 この日はセ・リーグ唯一の黒星で、交流戦も勝率5割に。残り2カード。阿部監督は「いい一週間にしたい。僕も含めてみんなで切り替えていくしかない」と前を向いた。(川島 毅洋)

 ≪18年のヤクルト・風張、中尾は救援≫巨人はオリックス戦で8日斎藤、この日の佐藤と両先発にプロ初勝利を献上。巨人が2試合連続で通算0勝の投手に白星を与えたのは18年4月7、8日ヤクルト戦(風張蓮、中尾輝)以来。ただし、前回はいずれも救援。先発投手に2試合連続は87年8月9日中日戦の近藤真一(ノーヒットノーラン)、11日阪神戦の猪俣隆以来37年ぶりの屈辱となった。

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