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ソフトバンク・和田「初回の投球がすべて」 今季初黒星も「いいボールが投げられるように…」気力衰えず

2024年06月10日 06:00

野球

ソフトバンク・和田「初回の投球がすべて」 今季初黒星も「いいボールが投げられるように…」気力衰えず
<D・ソ>4回途中でマウンドを降りる和田(左)(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【交流戦   ソフトバンク5-8DeNA ( 2024年6月9日    横浜 )】 22歳ルーキーと投げ合ったプロ22年目のソフトバンク・和田は初回にDeNA・牧から満塁弾を浴び、3回2/34失点KOされた。
 「初回の投球がすべてです。相手の流れを止めることができなかった。チームに申し訳ないです」

 先頭の蝦名は内角球で詰まらせ、遊ゴロに仕留めたかに思われたが、打球が弱く内野安打に。安打、四球で無死満塁とされ、牧に140キロ直球を左翼へ運ばれた。「感覚的には悪くないけど、スピードは出ていなかった」と語るように普段より、立ち上がりの球速は4、5キロ遅かった。

 交流戦は歴代2位の通算27勝を挙げる得意舞台。白星を挙げて開幕3連勝とすれば、盟友で通算勝率歴代4位の杉内(巨人投手コーチ)の・6484を上回り、4位に浮上する試合だったが、今季初黒星がついて一歩遠のいた。

 相手先発はドラフト5位右腕の石田裕。22歳のルーキーにプロ初勝利をさらわれてしまったが「長くやっているおかげで若い子とも投げ合える。きょうは負けてしまいましたが、また、機会があれば」と和田。今季初黒星は喫したが「しっかりと調整し、いいボールが投げられるようにしたい」と43歳の湧き上がる気力は衰え知らずだ。

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