ステージ4すい臓がん公表・森永卓郎氏 1カ月ぶりスタジオ出演 被災地の高齢者移送問題に「地元に…」
2024年01月29日 11:42
芸能
「能登半島の北部と金沢市は全然違う。自分の家族とか親戚、友達がみんないるわけ。仕方ないけど、金沢に移っちゃうと高齢者は環境の変化に弱い。どういう街をつくるかは地元の話し合いだけど、仮設住宅でも地元に住める場所をつくっておくのを本気で考えないといけない」とこれまで住んできた、慣れ親しんだ地域で取り組みを続けることを訴えた。
被災地では65歳以上が8割を超えるという避難所もあるとされ、要介護者が増えているという現状も紹介。体を動かす機会がないため健康状態が懸念されているということに、森永氏は「個人的な話をして申し訳ないけど、この1カ月ベッドにいて筋肉をつくるのは結構大変なんですけど、落ちるのはあっという間に落ちるんですよ。私のところにも要介護認定の審査に来たんです。まだ結果は出ていないですけど、多分要介護1になる可能性が高いんじゃないか。ずっと同じところ、避難所にいると弱っていっちゃう。だから、ちゃんと生活できる基盤を早めにつくらないとどんどん悪くなっていっちゃう」と自身の経験を踏まえて指摘した。