武田真一 桐島容疑者名乗る男死亡に「教訓を残してほしいと思っていた…非常に残念」

2024年01月29日 12:35

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武田真一 桐島容疑者名乗る男死亡に「教訓を残してほしいと思っていた…非常に残念」
武田真一アナウンサー Photo By スポニチ
 元NHKでフリーの武田真一アナウンサー(55)が29日、司会を務める日本テレビ「DayDay.」(月~金曜前9・00)に生出演。1974~75年に起きた連続企業爆破事件の一つに関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗る男が同日午前、入院先の神奈川県鎌倉市の病院で死亡したことに言及した。
 死因は病死で、関係者によると、死亡確認は午前7時33分。末期の胃がんで治療を受けていた。警視庁公安部は身元の確認を急ぐ。桐島容疑者は約49年間逃亡。容疑者本人であれば、長期間にわたる逃亡生活や組織の全容解明は遠のいた。男は約1年前から通院し、今年入院した。25日になって「桐島聡」を自称。「最期は本名で迎えたい」と話していた。男は「内田洋」という名前を使い数十年前から神奈川県藤沢市の工務店で、住み込みで働いていた。

 武田アナは「新左翼過激派と呼ばれた人たちが起こした事件について、私も含めて当時の時代背景を知らない人たちにとっては“なんでそんな思想を抱き、こういったテロに至ったのか”など、ちょっと理解できない事件だと思う」とし、「決して終わった話でもないし、過去の話でもないと思うんです。時として人々は荒唐無稽とも思える思想に熱狂して、暴走してしまうことが繰り返されています。例えばファシズムもそうですし、オウム真理教の事件もそうだと思いますね」とコメント。「これから私たちがそうした、一時の熱狂に絡めとられることがないようにするために、桐島容疑者にはぜひ残された時間に事件を総括して、その教訓を伝え残してほしいと思っていたんですけども。もし彼が本人だったとして、その機会が失われたということは非常に残念です」と話した。

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