田崎史郎氏「辛坊さん、選挙出られたらいい」 政治と金めぐる騒動で“緊急提言” 辛坊氏の本音は!?
2024年01月29日 17:12
芸能
一方で、田崎氏は「政治活動やるためには秘書が必要で、秘書の数はアメリカに比べたら少ない」と話し、政党交付金だけでは政治活動に足りない部分があると指摘し、「では、政党助成金を増やしますか?ということになる。それも抵抗がある」と語る。
現状を理解しつつも、辛坊氏は「でも、そんなに政治に金がかかると言っても、地方議員に金をばらまくのはやめようよという話」と指摘。2019年の第25回参議院議員通常選挙で、河井克行・河井案里夫妻による公職選挙法違反事件が起こったが、今でも裏金の流れは消えていない。そのため辛坊氏は「今がやめどき。企業団体献金、およびパーティー券の販売」と強く主張した。
ただ、田崎氏は「そうするとね、お金持ちや世襲議員が結果的に増えてくると思います。つまり、お金のない人が選挙に出るためには、お金を集めないといけない。その時にパーティーをやったりして集めて、ようやく選挙ができるようになる」と説明すると、辛坊氏は「う~ん」と黙ってしまった。
田崎氏は「結構、大変だと思います。僕は自分自身が国会議員になる気持ちは全くない」と率直な気持ちを口にしたが、辛坊氏は「田崎さんはお金かけずに国会議員になれる人だから、私はそういう人がなったらいいと思う。田崎史郎という名前があれば、政策を掲げて地方議員にばらまく必要もないし、企業団体で政治献金してくれた人の顔色をうかがう必要もない。本当にやりたいことができるはずで、そういう人が出ていくべき」と推薦した。
だが、田崎氏に「それなら、辛坊さん出られた方がいい」と返す刀で言われると、辛坊氏は困った顔で「この話、堂々巡り」と話し、2人で苦笑いしていた。