ステージ4の膵臓がん・森永卓郎氏、医療費の失敗談明かす「保険給付金が…」「面倒くさいことになってる」

2024年01月29日 11:47

芸能

ステージ4の膵臓がん・森永卓郎氏、医療費の失敗談明かす「保険給付金が…」「面倒くさいことになってる」
経済アナリストの森永卓郎氏 Photo By スポニチ
 昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表した経済アナリストの森永卓郎氏(66)が29日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)に生出演。今月22日に退院しており、約1カ月ぶりにスタジオ出演を果たした。
 森永氏は番組冒頭で「おはようございま~す!森永卓郎です。(スタジオは)全然変わってないですね。カレンダーが新しくなったくらいですね」と元気な声であいさつした。

 今後の治療方針については「(がん治療薬)オプジーボというのはがん細胞の鎧をはぐみたいな、がん細胞を弱くする。攻撃しに行かないといけない。今は2ルート考えていて、1つはミニ森卓を培養する。もう1つは血液のパネル検査。アメリカに私の血液を送って、先週その結果が返ってきたんです。まだ聞いてないですけど、今日聞きに行って、(がんを)攻撃するのに何が一番いいのかを医者が考えてくれる。何で攻撃するかは決定してないんですけども、方向性が今週から見えてくる」と説明した。

 治療費については「結構高いですよ。自由診療だから」と説明。「血液パネル検査だけで50万円する」とし、ここまで約1カ月の治療費についても「300万円は超えましたね」と明かした。垣花正アナウンサーがクラウドファンディングでの支援も考えていると話すと「いえいえ、大丈夫です。40年以上サラリーマンやってきたので、細かい何十万とかいっぱいあるんです。それを各銀行を巡って今かき集める作業をしている。他人が行くと物凄く手間がかかるんです」と明かした。

 自身の失敗談も明かした。「失敗したのは、ラジオのギャラもテレビのギャラも原稿料も本の印税も全部私の会社に入ってくる。私の会社は金持ちなんです。私は給料をもらっているだけだから、たいして金持ちじゃないんです。医療費は私が払わないといけないんです。会社は払えないんです。社長でも会社の金で医療費を払うと横領になっちゃうんです。面倒くさいことになっている。もっと面倒くさいのが、先週がん保険に入っていたのが分かったんです。私は入ってなかったんですけど、会社が私にがん保険を払っていたんです。お金が出ることになったんですけど、保険会社に問い合わせたらがん保険の給付金は全部私の会社に払われるんです。私には一円も出ない。会社だけが儲かる仕組みになっていて。私が悪いんですけど、深く考えていなかった。まさかがんになると思っていなかった。皆さん、がん保険は自分で入りましょう」と呼びかけた。

おすすめテーマ

2024年01月29日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム