水原通訳解雇 大谷への影響は…国際弁護士が解説「仮に違法ギャンブルに対する掛け金と分かって」

2024年03月22日 09:32

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水原通訳解雇 大谷への影響は…国際弁護士が解説「仮に違法ギャンブルに対する掛け金と分かって」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 カリフォルニア州弁護士資格を持つ東町法律事務所の村尾卓哉氏が22日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)が球団から解雇された件について解説した。
 複数の関係者から情報を得たESPNによると、水原氏は「連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカー(賭け事の取扱業者)にギャンブルで借金をつくった。大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」ことが発端だという。

 21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズや米スポーツ専門チャンネルESPNなど複数のメディアが「巨額の窃盗の疑い」で水原氏が解雇されたと報じ、球団も認めた。

 大谷の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「我々は大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であることを分かり、我々はこの問題を当局に引き渡している」と声明を出した。

 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーが「大谷選手はどれくらい把握していたのか?把握しているとどういう罪になるんですかね?」と尋ねると、村尾氏は「仮に大谷選手が違法ギャンブルに対する掛け金であると分かってお金を送金していたということになると、それ自体が違法ギャンブルへのベット、賭けになり得る。その点はもしかしたら大谷選手に何か事情を聞くこともあり得なくはない」と語った。

 MCの谷原章介が「大谷さんが賭けていなくても水原さんが賭けたお金を補填で払うと賭博に関与したことになるんですか?」と聞くと、「そうですね。ベットに参加したということになりますので、今回の送金が借金だという話もありますし、そもそも掛け金なのかという問題がありますけど、仮に掛け金だということになるとそういう評価も免れ得ない」と説明した。

 違法賭博罪の罰則について「軽犯罪の分類で最長で懲役6カ月、罰金だと1000ドル以下という罰則です」と解説。罰則は掛け金の金額や常習性によっても重さは変わってくるとした。

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