藤井貴彦アナが万感の「news every.」ラスト出演 夕方の顔14年「陣内さんがいなかったら…」
2024年03月22日 19:00
芸能
番組の最後に「14年間本当にありがとうございました」とあいさつ。「自分のことを言うことが苦手だということがわかりました。いい言葉、自分のためにつくってみようかなと思ったんですけど、ここ2、3日、全然出なくて」と語り「自分には、誰かの背中を押すことしか自分にはできないのかな、と。だから一緒にいる仲間がすごくありがたかったです」と感謝した。
また、一緒に同番組のキャスターを務めたバドミントン元五輪代表の陣内貴美子に「特に陣内さん。陣内さんがいなかったら、私 14年間やれていなかったと思います。結婚している訳じゃないですけど、本当に仲良くさせていただいて」と万感の面持ちで声を掛けると、陣内は涙を見せ別れを惜しんでいた。
4月から有働由美子アナウンサー(55)の後任として「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)のメインキャスターを務めることが決定。4月以降は個人事務所を立ち上げ、芸能事務所「セント・フォース」と業務提携する。業務提携を含め、同事務所が男性アナウンサーと仕事をするのは初めてとなる。
また同局の市來玲奈アナウンサー(28)も、この日が番組最後の出演。「さまざまなニュースをお伝えしてきましたが、コロナ禍を経て人と人のつながり、そして、キャスターとして伝える言葉の力、大切さと言うのを改めて実感しました。これからも、 は皆様の生活に寄り添って、そひてやさしい明かりをともす番組であり続けると思います。4年半、本当にありがとうございました」とあいさつした。市來アナは2019年から同番組に出演し、現在は木、金曜のサブキャスターを務めている。
◇藤井 貴彦(ふじい・たかひこ)1971年(昭46)12月3日生まれ、東京都生まれ、神奈川育ちの52歳。慶大環境情報学部卒。94年に日本テレビ入社。同期には2011年にフリーアナウンサーに転身した羽鳥慎一がいる。スポーツ中継からバラエティーまで幅広いジャンルで活躍。10年3月、「news every.」の放送開始とともにメインキャスターに就任。新型コロナウイルスの感染拡大が20年春には感染予防対策に向けたメッセージを連日送り続け、「心に刺さる」と反響を呼んだ。