鈴木おさむ氏 山下達郎から教え「先に旅立った人の分まで生きなきゃ」 かつての“戦友”を追悼 

2024年03月22日 17:25

芸能

鈴木おさむ氏 山下達郎から教え「先に旅立った人の分まで生きなきゃ」 かつての“戦友”を追悼 
鈴木おさむ Photo By スポニチ
 今年3月31日をもって放送作家、脚本家としての仕事を廃業することを発表している放送作家の鈴木おさむ氏(51)が22日、TOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)に出演。勝っての戦友への思いを初めて言及した。
 この日、ゲストに歌手の山下達郎を迎えトークを繰り広げた。

 山下に今後の活動について問われ、鈴木氏は「普通のおじさんになる。次にやるお仕事は決めてるんですけどまだ言わないんですけど、メディアには関係ない」と説明した。

 番組終盤、「放送作家を辞めるということで一個お話ししたいことがありまして」と切り出した鈴木氏。

 「ほんとに僕の戦友でした。こないだお亡くなりになられたフジテレビの黒木彰一というね。黒木さんは『SMAP×SMAP』という番組でずっと一緒にやっていたのですが、山下達郎の大ファンでしてね」とフジテレビ「SMAP×SMAP」や「笑っていいとも!」などを手掛け、2月13日に死去した同局プロデューサーの黒木彰一さん(享年54)について初めて言及。

 「病気になって闘病していたんですけど、病室の黒木さんが話したいことがあると。実は、最後に話したのがその会議だったんですけど、黒木さんが“おさむさんと話したい”って」

 黒木さんの希望で開催した会議の内容は「もし、山下達郎でテレビを作れるんだったら」と明かし、「少年のように病室の黒木さんと、黒木さんの友達と集まって、僕はリモートで話したんですよ。黒木さん凄くうれしそうに。もしもの会議を中学生みたいに」と山下の大ファンだった黒木さんの思いを代わりに伝えた。

 「ああいう方がね54歳でお亡くなりになられて僕も寂しいですしね。最後にお話できて良かったです」と黒木さんを悼び、「こんなにずっと、一緒に物作りしていた人が旅立つというのが初めてだった」としんみり。

 山下は残された側の立場として「先に旅立った人の分まで、生きなきゃ。それが人間としての役目。自分に残された時間、何ができるか」と人生の先輩として諭した。

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