元ロッテ投手教授 米の合法、違法賭博の違いを解説 合法では「500ドル以上を賭けるのはほぼ無理」

2024年03月22日 15:47

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元ロッテ投手教授 米の合法、違法賭博の違いを解説 合法では「500ドル以上を賭けるのはほぼ無理」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 プロ野球ロッテの元投手で、桜美林大の小林至教授が22日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に電話出演し、ドジャース大谷翔平(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博が疑われている問題について解説した。
 21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズや米スポーツ専門チャンネルESPNなど複数のメディアが「巨額の窃盗の疑い」で水原氏が解雇されたと報じ、球団も認めた。ESPNによると、水原氏が「連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカーにギャンブルで借金をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」ことから問題が発覚したという。水原氏は解雇前日、選手たちに「私はギャンブル依存症」と告白したと伝えられている。

 番組でスポーツ賭博の実情に詳しい専門家として紹介された小林氏は、「大きな賭けをして、取り返すためにさらに大きな賭けをしたという、泥沼にはまり込んでしまったのかなというふうに想像はしました」と、水原氏の心理を分析した。

 これまでの報道を総合すると、水原氏はギャンブルでできた借金を後払いで送金していた可能性がある。この後払い文化について、小林氏は「違法な世界、アンダーグラウンドの世界だけですね」と解説。「アメリカでは38州で合法なんですけど、合法州では業者にライセンスが付与されるんですよ。その業者というのは、上場している会社も含めて、信用が与信されている業者なんです」と付け加えた。

 そのため、合法業者の場合は賭け金が制限されているという。「500ドル(約7万5000円)以上を賭けるのは、ほぼ無理だと思いますよ」。クレジットカードを受け付ける合法業者もあるが、「そのような大金を賭けるのは不可能です」とした。

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