大谷口座からの送金の“性質” 国際弁護士の解説に石井亮次「借金と賭け金は違うんですね?」

2024年03月22日 14:46

芸能

大谷口座からの送金の“性質” 国際弁護士の解説に石井亮次「借金と賭け金は違うんですね?」
水原一平氏 Photo By スポニチ
 日本、米ニューヨーク州の弁護士資格を持つ樋口一磨弁護士が22日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、ドジャース大谷翔平(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博が疑われている問題について法的な見解を示した。
 21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズや米スポーツ専門チャンネルESPNなど複数のメディアが「巨額の窃盗の疑い」で水原氏が解雇されたと報じ、球団も認めた。ESPNによると、水原氏が「連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカーにギャンブルで借金をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」ことから問題が発覚したという。水原氏は解雇前日、選手たちに「私はギャンブル依存症」と告白したと伝えられている。

 番組では、今回の送金に関して、水原氏と大谷にそれぞれ、違法性の認識があった場合となかった場合、さらに大谷が肩代わりをしたのか、水原氏が大谷に無断で送金したのかなど、いくつかのケースに分けて解説した。

 問題になるのは、水原氏の賭博を2人とも違法と知っていながら、大谷が借金を肩代わりした場合。このケースについて、大谷の責任について見解を求められた樋口氏は、「ただちに大谷選手に責任があると言えないだろうと思っています」と自身の考えを示した。

 その根拠は、その金の性質だという。樋口氏は「大谷選手が仮にお金を出したとしても、水原さんが自分の判断と責任で、賭博を完結させて終わった後に、できた借金を肩代わりしたということ」と指摘した。「これが仮に水原さんが賭博をやっている最中に“賭博のお金が欲しいから大谷さん、お金を貸してください”ということであれば、一緒に賭博をやっている、あるいはそれをほう助したという位置づけになる可能性が出てくる」。一方で、今回のケースを「終わった後にできた借金ですので」とし、「もともと良くない原因に基づいてできた借金なので、それに対して肩代わりするのがいいのか、倫理や道徳的な意見はあり得るのかもしれませんが、法律的に責任があるかというと、そこは必ずしも(ない)とは考えている」と根拠を説明した。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次が「借金と賭け金はちょっと違うんだということですね?」と確認されると、樋口氏は「私はそういうふうに考えています」と答えた。

おすすめテーマ

2024年03月22日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム