鶴竜親方断髪式に約380人がはさみ さらば大銀杏「やっと親方らしくなったかな」

2023年06月04日 05:10

相撲

鶴竜親方断髪式に約380人がはさみ さらば大銀杏「やっと親方らしくなったかな」
宮城野親方(左)に見守られながら笑顔で整髪する鶴竜親方 Photo By 代表撮影
 第71代横綱の鶴竜親方(37)の引退相撲が3日、東京・両国国技館で行われ、約380人がはさみを入れた。21年3月の引退から2年以上を経て大銀杏(おおいちょう)に別れを告げ「やっと親方らしくなったかな」と笑顔。整髪後には土俵上で「同じ時代に戦ってきたライバルたちに感謝の気持ちを伝えたい」とあいさつした。
 宮城野親方(元白鵬)、元日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏ら同郷・モンゴル出身の歴代横綱が集結。約5年ぶりに国技館の土俵に立った元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏からは「彼は良い親方になる」とねぎらいの言葉を受けた。

 新大関の霧島(27=陸奥部屋)は、鶴竜最後の土俵入りで太刀持ちを務めた。部屋の兄弟子の晴れ舞台に大関として臨むことができ「約束を守れた。最高でした」と有言実行に満足げな表情。この日初めて「大関・霧島」と場内アナウンスされると大きな拍手が起き「良い名前だな」と改めて実感を込めた。

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