加藤未唯 ボールパーソンにボール当てて失格 全仏女子ダブルス3回戦

2023年06月04日 21:30

テニス

加藤未唯 ボールパーソンにボール当てて失格 全仏女子ダブルス3回戦
女子ダブルス3回戦で失格となり、涙ぐむ加藤未唯(右)、アルディラ・スーチャディ組(共同) Photo By 共同
 【全仏オープン第8日 ( 2023年6月3日    パリ・ローランギャロス )】 女子ダブルス3回戦で、第16シードの加藤未唯(28=ザイマックス)、アルディラ・スーチャディ(28=インドネシア)組が、マリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)と対戦。試合中に加藤がボールパーソンにボールを当て、失格となった。
 セットカウント0-1で迎えた第2セット。3―1とリードした第5ゲーム途中、加藤は相手サーブに備え、自コートにあったボールをコート外に出すために相手コート側に片手バックハンドで返球した。そのボールが相手コート側後方のボールガールの首付近を直撃。突然の出来事にボールガールは泣き出してしまった。

 同ゲームは30―30で一時中断。加藤はボールガールに謝罪したが、レフェリーに事情を聞かれたのち、加藤、スーチャディ組は失格処分となった。明らかに故意ではなく、返球は試合中の流れの中での一連の動作だったが、自らの行為が招いた結果へのショックからか、加藤は涙を流しながら退場した。

 2020年全米OP4回戦ではジョコビッチが線審にボールをぶつけ、危険行為で失格した例がある。

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