金沢学院大・池田 西日本学生相撲で初優勝 OB炎鵬以来7年ぶり 団体は近大が6年連続43回目V

2023年06月04日 23:57

相撲

金沢学院大・池田 西日本学生相撲で初優勝 OB炎鵬以来7年ぶり 団体は近大が6年連続43回目V
西日本学生相撲選手権大会で優勝した金沢学院大の池田俊 Photo By スポニチ
 西日本学生相撲選手権大会は4日、堺市の大浜公園相撲場で行われ、1部団体リーグ戦は近大が6戦全勝で6年連続43回目の優勝を飾った。1部個人トーナメント戦は4強を金沢学院大勢が独占し、決勝で森田陽彦(1年)を寄り切った池田俊(4年)が初優勝した。
 元幕内・炎鵬(28=宮城野部屋)をOBに持つ金沢学院大主将が面目を保った。4強を独占した大会の優勝を池田が確保。決勝で1年の森田を寄り切り、炎鵬が優勝して以来7年ぶりのタイトルを母校へもたらした。

 元大関・朝潮や朝乃山らを輩出した近大勢が長年、上位を占めてきた大会。近大以外が4強を1校で独占したのは87年の同志社大以36年ぶりだった。

 「キャプテンとしてうれしいです」。笑みを漏らした池田が「山だと思ってました」と振り返るのが、決勝トーナメント進出をかけた山崎勝磨(近大4年)との対戦。昨年9月の全国学生個人体重別選手権で、現在は大の里(22=二所ノ関部屋)として角界入りした2年連続アマ横綱の中村泰輝を破った実力者。この難関を下手投げで突破すると、頂点まで駆け上がった。

 最終学年の目標を「学生横綱」に置く。「相手によって相撲を変えることなく取れた」との自信が、大きな支えになっていく。

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