サニブラウン、男子100m連覇ならず 10秒59でまさかの最下位

2023年06月04日 18:38

陸上

サニブラウン、男子100m連覇ならず 10秒59でまさかの最下位
サニブラウン Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権最終日 ( 2023年6月4日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )】 男子100メートルで、前日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(東レ)は連覇を逃した。向かい風0・2メートルの中、10秒59でまさかの最下位の8位に沈んだ。
 2連覇が懸かっており「あまり意識はしていないが、でも勝ちたい気持ちはある」とプライドをのぞかせていた。昨夏の世界選手権では7位入賞。一発内定となる参加標準記録10秒00については「仕上げていく過程で勝手にポンと出るかなという感じ」と言い、あくまで通過点としてのレースと捉えていた。

 仮想・世界舞台の意味合いもあった。今大会から準決勝と決勝を同日に行うスケジュールに変更。世界選手権と同じ形となったことで「リカバリーの取り方などを確認できれば」と前向きに話していた。10秒13を出した前日の予選も「今日は刺激の日」と余裕の試合運びで勝負の日に備えていた。

 だが、この日の準決勝は10秒26と動きが悪く、決勝ではスタートからスピードに乗れず最後は力を抜いたようにフィニッシュした。

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