日本が初黒星 中国にストレート負け 真鍋監督「この高さは勉強になった」

2023年06月04日 21:21

バレーボール

日本が初黒星 中国にストレート負け 真鍋監督「この高さは勉強になった」
<日本・中国>第1セット、スパイクを決める古賀 Photo By 共同
 バレーボールのネーションズリーグ女子名古屋大会最終日は4日、名古屋市・ガイシプラザで1次リーグ3試合が行われ、世界ランク7位の日本は同3位の中国にストレートで敗れ、今大会初黒星を喫した。
 真鍋政義監督は「勝負所のブロックでやられた。その辺が課題だ」と反省点を挙げた。

 第1セットは、リベロを除く平均身長が1メートル90を超える中国の高さに圧倒され18―25で落とした。

 第2セット、指揮官は「サーブレシーブが崩れていたから、田中、和田を入れてムードを変えようと思った」とメンバーを変更。古賀紗理那(NEC)、林琴奈(JT)、田中瑞稀(JT)らの得点で16―8と最大8点のリードを奪った。しかし、その後、中国に逆転を許し25―27で競り負けた。

 第3セットは、21歳の和田由紀子(JT)が次々と強打を決めて中国と互角に渡り合ったが、最後は25―27で力尽きた。

 チームで3番目に多い9得点を挙げた和田について、真鍋監督は「スパイクが良かった。サーブがもう少し良ければ」と評価した。

 主将の古賀は「セットの最初の入りはサーブも攻めれたし、オフェンスも積極的に攻めたが、セットの後半に消極的なプレーがあった。そこは反省点」と振り返った。

 名古屋大会は3勝1敗で終えた。指揮官は「3戦は良かったが、今日の中国戦ですよね。若い選手が多く、初めて中国と試合した選手も多い。この高さは勉強になったと思う」と収穫を口にした。

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