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サニブラウン余裕たっぷりに準決勝へ　驚異の10時間半睡眠で時差ぼけ皆無

2023年06月04日 05:25

陸上

サニブラウン余裕たっぷりに準決勝へ　驚異の10時間半睡眠で時差ぼけ皆無
＜陸上日本選手権＞男子100メートル予選、予選3組1位で準決勝に駒を進めるサニブラウン（撮影・平嶋　理子） Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権第3日 （ 2023年6月3日    大阪・ヤンマースタジアム長居 ）】 8月の世界選手権（ハンガリー・ブダペスト）代表選考を兼ねて行われ、男子100メートル予選では前日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム（24＝東レ）が10秒13で3組1位となって4日の準決勝に進んだ。
　2連覇の懸かるサニブラウンは、ローギアで発進した。号砲から一気に加速し、独り旅となった40メートルからリラックス。余裕たっぷりで全体トップの10秒13のフィニッシュだった。「今日は刺激の日。落ち着いて加速できた。とりあえずOK」と振り返った。

　前日は大雨で軽めのメニューだったが「時差ぼけも全然ない。昨日21時半に寝て8時に起きました」と調整に心配は全くない。

　昨夏の世界選手権で日本人初となる決勝に進出し、10秒06で7位。参加標準記録（10秒00）切りで一発内定を意味する9秒台の期待も高まる。「（日本に）久々に帰ってきたなという感じ。明日もうちょっとお客さんがいれば楽しいかなと思います」。心地よい緊張感の中、勝負のスタートラインに立つ。

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