アメフト同大 1年での1部復帰が遠のく黒星 橋詰HC「紙一重じゃなく、もっと強いチームに…」

2023年11月19日 16:59

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アメフト同大 1年での1部復帰が遠のく黒星 橋詰HC「紙一重じゃなく、もっと強いチームに…」
パスを狙う同大QB佐々木 Photo By スポニチ
 【関西学生アメリカンフットボール2部リーグ   同大10―17阪大 ( 2023年11月19日    サンガスタジアム )】 7点が届かなかったフィールドで、同大の橋詰功ヘッドコーチ(HC)は長い間、立ち尽くしていた。同点、逆転を狙った残り1分20秒からのオフェンスも、エンドゾーンに投じたラストのパスが不成功に終わりジ・エンド。前節の桃山学院大に続き、勝負どころで痛い星を落とした。
 「チーム作りの難しさというんでしょうか…。できてないところもたくさんあるんですけど、もう少し結果につながるチームと思ったんですが…」

 言葉を絞り出すように、橋詰HCは振り返った。部員の不祥事によりリーグ戦を辞退し、1部から2部に自動降格した昨シーズン。出直しの2023年は、1年での1部返り咲きだけを目標に戦ってきた。それだけに、ショックは大きい。「トップを狙うという部分でツメの甘さがまだある。ただ、紙一重じゃなく、もっと強いチームにならないといけない」

 2敗を喫したとはいえ、まだ入れ替え戦出場の望みが完全に絶たれたわけではない。最終節で大阪公立大を下し、桃山学院大が阪大に敗れれば、3チームが2敗で並び、阪大とともに入れ替え戦へ進むチームを抽選で決める。ネバーギブアップの戦いは終わらない。

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