【7人制ラグビー五輪予選】サクラセブンズが決勝進出!香港を下しパリ切符王手

2023年11月19日 11:04

ラグビー

【7人制ラグビー五輪予選】サクラセブンズが決勝進出!香港を下しパリ切符王手
<女子ラグビー7人制 アジア予選 日本・香港>前半、ディフェンスを振り切り、トライを決める平野優芽(左)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【7人制ラグビー男女パリ五輪アジア予選最終日 ( 2023年11月19日    ヨドコウ桜スタジアム )】 女子準決勝が行われ、1次リーグA組1位の日本代表“サクラセブンズ”は同B組2位の香港を33―5で下し、決勝進出を決めた。3大会連続の五輪切符に王手。決勝は午後4時5分から行われる。
 日本は前半3分、自陣でのマイボールスクラムから左展開し、大谷芽生(ながとブルーエンジェルス)が約60メートル独走し先制トライ。原わか花(東京山九フェニックス)と平野優芽主将(ながとブルーエンジェルス)もトライを奪い、19―0で試合を折り返した。

 大谷は後半にも自陣ハーフラインから相手防御を華麗にかわし、約50メートル独走トライ。今大会初失点を喫したが、試合終盤に堤ほの花(日体大)がトライを奪って突き放した。

 防御面では大谷がビッグタックルで好守連発し、攻撃面では須田倫代(追手門学院ビーナス)が巧みなパスで好機演出。力強いスクラムでも流れを引き寄せた。

 ▽女子日本代表のアジア予選登録メンバー。※◎は主将。
 中村 知春(ナナイロプリズム福岡)
 梶木 真凜(自衛隊)
 バティヴァカロロ・ライチェル海遥(ながとブルーエンジェルス)
 水谷 咲良(東京山九フェニックス)
 三枝 千晃(北海道バーバリアンズディアナ)
 大谷 芽生(ながとブルーエンジェルス)
◎平野 優芽(ながとブルーエンジェルス)
 田中 笑伊(ながとブルーエンジェルス)
 堤 ほの花(日体大)
 吉野 舞祐(日体大)
 原 わか花(東京山九フェニックス)
 須田 倫代(追手門学院ビーナス)

 ▽7人制ラグビー 7対7で行われる。試合登録人数は1チーム12人まで。FW3人とバックス4人で構成され、スクラムは3人で組む。不当なプレーによるシンビンとなった場合は2分間の一時退場となる。通常の試合は前後半7分ずつで、フィールドの広さは15人制と同じ。ルールも15人制とほとんど変わらず、広いフィールドを7人でカバーするため、スピードやハンドリング技術が求められる。五輪には16年リオデジャネイロ大会から正式種目に採用された。

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