【7人制ラグビー五輪予選】男子日本代表、パリ切符獲得!決勝で香港撃破

2023年11月19日 16:57

ラグビー

【7人制ラグビー五輪予選】男子日本代表、パリ切符獲得!決勝で香港撃破
<男子ラグビー7人制 アジア予選 決勝>パリ五輪出場を決めるトライを決めた丸尾(右)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【7人制ラグビー男女パリ五輪アジア予選最終日 ( 2023年11月19日    ヨドコウ桜スタジアム )】 男子決勝が行われ、日本代表は香港を21―14で下し、優勝を果たした。来夏のパリ五輪出場権を獲得。五輪には16年リオデジャネイロ大会から3大会連続出場となる。
 日本の劇的勝利だった。14―14のまま試合終盤に突入し、終了間際に丸尾崇真(神奈川タマリバクラブ)がジャッカルに成功。そのまま自らトライを奪って歓喜の輪が広がった。

 21年東京五輪では通算1勝4敗で12カ国中11位に沈んだ。立て直しを図るため、昨年9月に元イングランド代表主将で同国女子のヘッドコーチ(HC)や強化責任者を歴任したサイモン・エイモーHCが就任。合宿では連日午前7時30分からトレーニングするアーリーワークを導入するなど、選手たちが「めっちゃきつい」と悲鳴を上げるほどの猛練習で強化してきた。今後はパリ五輪でのメダル獲得を目指し、さらにレベルアップする。

 ▽男子日本代表のアジア予選登録メンバー

 石田吉平(横浜)
 奥平 湧(相模原)
 吉沢 太一(大阪)
 松本 純弥(浦安)
 ケレビ・ジョシュア(愛知)
 福士 萌起(日野)
 谷中 樹平(トヨタ)
 野口 宜裕(セコム)
◎林 大成(日本協会)
 丸尾 崇真(神奈川タマリバクラブ)
 津岡翔太郎(日本協会)
 石田 大河(浦安)

 ▽7人制ラグビー 7対7で行われる。試合登録人数は1チーム12人まで。FW3人とバックス4人で構成され、スクラムは3人で組む。不当なプレーによるシンビンとなった場合は2分間の一時退場となる。通常の試合は前後半7分ずつで、フィールドの広さは15人制と同じ。ルールも15人制とほとんど変わらず、広いフィールドを7人でカバーするため、スピードやハンドリング技術が求められる。五輪には16年リオデジャネイロ大会から正式種目に採用された。

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