フィギュア男子18歳の三浦佳生 GPシリーズ初優勝!2季連続ファイナル出場権獲得「勝つ気で」

2023年11月19日 04:11

フィギュアスケート

フィギュア男子18歳の三浦佳生 GPシリーズ初優勝!2季連続ファイナル出場権獲得「勝つ気で」
GPシリーズ初優勝を飾った三浦(AP) Photo By AP
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会最終日はエスポーで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の三浦佳生(18=オリエンタルバイオ・目黒日大高)がフリー2位の181・02点を出し、合計274・56点でGP初優勝。シリーズ上位6人で争う12月のファイナル(中国・北京)出場も決めた。SP2位の佐藤駿(19=エームサービス・明大)がフリーでトップの182・93点をマークし、合計273・34点で準優勝した。
 ついに殻を破った。三浦はシニア転向の昨季からGP3戦連続で2位。「絶対に優勝してやるという気持ちだった。(フリーで)逆転を許す形が多かったので凄いうれしかった」。好不調の波がある4回転ループを回避。勝負に徹し、4回転―3回転の連続トーループや4回転サルコー、後半の4回転トーループを全て成功した。

 2季連続でファイナル出場権を獲得。初舞台の昨季は5位だったが、「ファイナルが決まって凄くうれしい。勝つ気でいきたい」と意気込みを口にする。今季はアダム・シアオイムファ(フランス)とイリア・マリニン(米国)がGPで大台の合計300点超え。「やる気を喪失させる」と苦笑いしていたライバルたちが集うファイナルへ、視線を向けた。

 ≪坂本首位発進≫17日の女子SPで、坂本花織(シスメックス)が69・69点でトップに立った。8月に右足甲を痛めたことも影響し、右のトー(爪先)を氷に突くフリップが2回転になる痛恨のミス。技術点は3位にとどまり「練習での悪い部分が出た」と渋い表情を浮かべたものの、演技点はトップだった。フリーに向けて「最初から最後まで集中して演技をしたい」と世界女王は強い決意を口にした。

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