大栄翔が連敗止めて5勝目「今日はよかった」北勝富士を吹っ飛ばした!唐津の応援団からパワーも

2023年11月19日 06:33

相撲

大栄翔が連敗止めて5勝目「今日はよかった」北勝富士を吹っ飛ばした!唐津の応援団からパワーも
北勝富士(左)を押し倒しで破る大栄翔(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所7日目 ( 2023年11月18日    福岡国際センター )】 関脇・大栄翔(30=追手風部屋)が小結・北勝富士(31=八角部屋)を下して5勝目を挙げた。
 立ち合い強烈な突き放しで先手を取ってから激しく突っ張り、右へ回り込む相手を逃さず攻め続けて最後は豪快に吹っ飛ばした。「思い切りやりました。今日はよかったと思います」と会心の内容。「決まるまで集中して落ち着いて取ることを意識した」と厳しい攻めで埼玉栄高の先輩を圧倒した。

 悪い流れを断ち切った。5日目に琴ノ若との関脇全勝対決に敗れると、翌6日目は直近7連勝と得意にしていた正代にも敗れて連敗を喫した。2番とも足が出ず前にバッタリ落ちる内容。「しっかり切り替えられた。足の運びを考えていきました」と、修正して連敗を止めた。

 この日は、追手風部屋を応援する有志団体「追手風唐津会」の約10人が応援に駆けつけた。会長を務める吉村雅充さんの佐賀県唐津市内の自宅には、大栄翔や師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)らが場所前に訪れるなど交流があるという。この日はおそろいの黄緑色のウエアを着て向正面の枡席で応援。追手風部屋で最初に登場した序二段・大馬翔(15)の取組の時間から大声援を送った。

 その応援の成果もあり、追手風勢は奮起。大栄翔は連敗を止め、幕内・剣翔(32)は左膝のケガを抱えながらも通算400勝を達成。遠藤(33)は阿武咲を破って今場所の初白星を挙げるなど、追手風勢に“追い風”をもたらした。

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