7人制ラグビー日本代表、男女ともに準決勝進出! 女子・堤ハット発進から連勝「役割全うできた」

2023年11月19日 04:20

ラグビー

7人制ラグビー日本代表、男女ともに準決勝進出! 女子・堤ハット発進から連勝「役割全うできた」
<日本・カザフスタン>前半、トライを決める堤(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【7人制ラグビー男女パリ五輪アジア予選第1日 ( 2023年11月18日    大阪市・ヨドコウ桜スタジアム )】 1次リーグが行われ、日本代表は男女ともに19日の準決勝進出を決めた。女子はカザフスタンに43―0、タイに19―0と2戦全勝で突破。堤ほの花(26=日体大)がカザフスタン戦で3トライを決めるハットトリックを達成するなど、2試合計4トライを挙げた。男子はA組2勝1敗の勝ち点7で中国と並び、得失点差で同組1位通過。男女ともに優勝すれば五輪出場権を獲得し、2位と3位は世界最終予選に回る。
 サクラセブンズの快足ランナーが縦横無尽に駆け回った。堤は2試合で計4トライをマーク。点取り屋の仕事をきっちり果たし「トライを取るのが自分の役割。全うできた」と満面の笑みだった。

 まずは初戦のカザフスタン戦で7―0の前半3分だ。敵陣左でパスを受けると、相手防御から逃げ切りインゴール右へ。これで勢いをつけ「乗っていけた」と、同5分と後半2分、第2戦のタイ戦後半にもトライを決めた。

 日体大卒業後も学生大会には出場できないOG枠として同大ラグビー部に所属しながら、IT企業の人事部に勤める26歳。パリ切符獲得まであと2勝に迫り「次もハットトリックできるように頑張る」と力強く宣言した。

 男子は1次リーグ3試合を通じて堅守が光った。初戦のインド戦、第2戦の韓国戦は相手をノートライに抑える完封勝利。昨年9月に就任したサイモン・エイモー・ヘッドコーチが注力してきた「前に出るディフェンス」が機能したことで、最終戦の中国戦も接戦に持ち込む意地を見せた。林主将は「苦戦した部分があった。この負けを明日に生かしたい」と意気込んだ。

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