駒大は白鳥哲汰が最上位7位「ニューヨークに連れて行ってくれ」大八木総監督の願い叶わず 上尾ハーフ

2023年11月19日 13:15

マラソン

駒大は白鳥哲汰が最上位7位「ニューヨークに連れて行ってくれ」大八木総監督の願い叶わず 上尾ハーフ
大学生男子の部で入賞した駒大勢。7位の白鳥(左)と8位の庭瀬 Photo By スポニチ
 【上尾シティハーフマラソン ( 2023年11月19日    埼玉・上尾運動公園陸上競技場発着 )】 箱根駅伝を目指すランナーの集う大学生男子の部で、史上初の2季連続3冠の懸かる駒大勢は白鳥哲汰(4年)が1時間2分14秒で日本人5番となる7位入賞。庭瀬俊輝(3年)が終盤のスパートで白鳥と1秒差の1時間2分15秒で8位入賞だった。
 白鳥は「今シーズンの駅伝2本外されているので、懸ける思いは違う。気持ちが多かった。1年通して練習できたのが出た。全日本出た人と違ってピーキングはしやすい立場ではあった」と振り返った。

 それでも満足感はなく「タイムとしては良くない。チームでも速い方ではない。チーム争いも熾烈(しれつ)。入ったと決まってない。地道にやっていきたい」と足元を見つめ、「出雲から出るつもりでも、入れて補欠だった。箱根は白鳥だったら行けると思わせないと使ってくれない」と話した。

 日本人上位2人が招待される来年3月の「ニューヨークシティ・ハーフマラソン」には届かず、「大八木総監督から全日本外れた日に“お前が俺をニューヨークに連れて行ってくれ”と言ってくださって、うれしかった。ただ、きょう決められず報告するのが気まずいです…」と明かした。

 8位の庭瀬は「箱根の選考で大事なレース。駒大トップ、他大に負けないレースをするのが目標だった。余裕がなく、13キロくらいで途中で転倒してしまった。負けちゃったので悔しさの方が大きい」と猛省。「去年はメンバーにも絡めなくて足を引っ張る選手だった。今年は(メンバー入りも)出走できなかったので、箱根は絶対に走る気持ちでやっている」と語った。

おすすめテーマ

2023年11月19日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム