【関東大学ラグビー対抗戦】明大は初黒星 帝京大に大差負けも「ここからどうはい上がるか」

2023年11月19日 18:52

ラグビー

【関東大学ラグビー対抗戦】明大は初黒星 帝京大に大差負けも「ここからどうはい上がるか」
<明大・帝京大>大敗した明治の選手たちはがっくり(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビー関東大学対抗戦グループA   明大11―43帝京大 ( 2023年11月19日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 5戦全勝同士の対戦に臨んだ明大は、帝京大に11―43で完敗し、今季初黒星を喫した。総勝ち点は25のままで、2位に後退。自力優勝の可能性は消え、最終戦として12月3日の早大戦(東京・国立競技場)に挑む。
 明大は主将のCTB広瀬雄也(4年)が週の半ばに右脚を故障。欠場を強いられた。そんな中でも残されたメンバーが前年大学王者の帝京大に食らい付いたが、前半11分にモールトライを奪った後は、接点や代名詞のスクラムで劣勢に。後半は1PGの3点のみに抑えられ、得点でも大きく引き離された。

 それでもゲーム主将を務めたロックの山本嶺二郎(4年)は「いい部分、収穫はあった。(接点は)プレーしている身としては、互角という感覚だった。そこまで悲観する内容ではない」と前向きな言葉を並べた。神鳥裕之監督も「勝負どころのプレー精度、チャンスで取り切るところが勝敗を分けた。まだ時間があるので、そこを鍛えていきたい」と伸びしろを強調した。

 対抗戦も残すは伝統の早明戦のみ。すでにその後の全国大学選手権出場は決まっており、18年度以来の大学日本一を目指すことになる。神鳥監督は「持っているポテンシャルはある。ここからどうはい上がるかの勝負」と話し、残り2カ月弱でのさらなる成長を誓った。

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